不思議な鍋を囲む。
この間、鍋パをした。
恋人と別れたあと
仲良くしてくれていた
彼のおばあちゃんに
今までありがとうね、
という内容のLINEを送ったら
「ちーにはまた会いたい」って。
元気かー？とか笑顔だよー！とか
仕事頑張ってるかーとかLINEくれたり
そこから飲み行ったり
そんでこの間はおばあちゃんの家で
鍋するぞー！って召集された。
この日記にはおばあちゃんと記すけど
普段はあだ名で呼ぶくらいには仲良し
2人で鍋つっつきながら
色々話すことを想定するわたし。
おうち行ったら野菜たちは揃っていて
その量が、んまー！多い！
「こんな食えねーでしょうが！」
ってビール飲み飲みふたりで支度。
鍋が出来上がる頃に、ひとり登場。
（近くの飲み屋で働いてた23歳男子）
わたしとその男の子
お互い頭に？？？が並ぶ
よく分からないままご挨拶をする
その子はおばあちゃんが行ってた
飲み屋さんの店員さんで
仲良くなったから呼び出したらしい
わたしの自己紹介
「おばあちゃんの孫の元カノです」
なんだこの自己紹介…
こんなセリフを人生で初めて言ったし
この先も無いと思う
おばあちゃんは「サプライズ成功ー！」
と喜んでた。
…たしかにこれは本気でサプライズ。
サプライズ苦手なんだけど
想像越えてくると
割とそこに馴染めるんだね。
サプライズなのか…？
おばあちゃんの波瀾万丈な生き様が
とても好きなので
わたしはその話しを
延々と聞いているのだけど
何かの話の流れでその23歳男子に
彼と何で別れたのか聞かれた
そんで軽く触りだけ話したら
「あー、その人。遊びたかったんだね」
って言われて
清々しいくらい腑に落ちて笑った
一番納得できる言葉で笑った
そしたらおばあちゃんから
「あたしは本当にちーと
一緒になって欲しかった。
ちーと付き合ってからアイツが変わったの。
すごく良い方向に変わって。
パパ側のお爺ちゃんお婆ちゃんに
別れたんだってって話したら
残念がってたんだよ。
孫が良い子連れて来てくれて
嬉しかったんだって。
アイツがその有り難さを分かるには
若すぎたんだろうね、
でも嫁になって欲しかったー」
危うく泣きそうになってしまった。
すかさず「フラれたのあたしだから！」
って笑ってビールと一緒に飲み込んだ
幼少期に一緒に暮らしてた義理の祖母？が
なかなかこれも不思議な人で
野良犬みたいな扱いをされていたから
（お小遣い100円欲しかったら
お座りして、お手しなさい）
みたいな変な人だった。
父が養子に入ったとこの人たちで
随分とひどい扱いされてた気がする
だから友達が出来たような
本当のおばあちゃんが出来たような
嬉しいとか嬉しいとか嬉しいしかなくて
でも、元彼に新しく彼女できたときに
わたし邪魔なことは分かりきってるから
そっと距離をとらないと…と思う
ずっと友達でいような！
とウインクしてくれた。
可愛い人だ。
ずっと友達みたいにいたいけど
ずっとっていうのは難しいのかな
〜エンドロール〜
「アイツ最近スケボーやってるんだって」
「え、あんな駅前にいるスケーター嫌ってたのに」
「あーコロコロ言うこと変わるよね」
「今何してるかとか新しい情報いらないよ？
知ってもしょーがないでしょ！」
「そっかー、ゴメンゴメン！
買い物いこ！近所だからサンダル貸す！
アイツのサンダルでいい？」
「おいコラ」
〜Fin〜
オバケである。
お久しぶりです。元気ですか？
すっかり冬になって
あれ…この部屋ひとりだと
こんなに寒いのね、と思いました。
わたしは元気です。
友達と遊んだり絵の仕事もあったり
勢いよく今年も終わりそうです。
君の話をすることもあまり無く
悪口大会とかすれば
晴れ晴れするのかもしれませんが、
わたしは自分の話しをするのが
あまり得意ではないので
鬼滅の刃の煉獄さんの事ばかり話します。
珠世さん推しは変わってないのですが。
君が居なくなってからの日々は
びっくりするくらいに空っぽで
ABCマートで靴４足買っても
ZOZOTOWNでひくほど服買っても
靴擦れはするし
全然似合わない服でどうしたらいいものか…
ただ、これが君を今も好きで大好きで
ぴえんこえてぱおん…とはまた違くて
幽霊みたいな感覚です。
霊媒師がよく言いそうな
「この人は…死んでる事に気づいてなくて
ここに彷徨っている…」みたいな感じです。
心だけそこに居座って進まないような。
失恋の痛みは新しい恋をすることくらい
知ってる大人です！わたし大人！
そのスイッチが入らなくて亡霊。
喧嘩別れしたわけでもないから
これからも君を応援してもいいと
恋人ではなくなっても笑って話し出来ると
わたしは勘違いしてしまっていて。
君がわたしだけをくり抜いて
何事も無かったかのように
生活しているから
虚しさと戦う日々でした。
朝起きてみぞおちらへんが
ぎゅーと冷たくなって
ポッカリ何かが抜け落ちたような
気持ちをたくさん繰り返しました。
共通の知り合いが多いから
SNSで君の姿は見かけます。
ただ酔っ払ってるだけの姿を
見ていると可笑しいよね
本当に知らない人に見えてくるんだ。
元気だし、ご飯も美味しい。
友達と遊んでたくさん笑うし
仕事場の人も気を使ってるんだろな、
君の話しを振ってくるひと誰もいないよ
楽しく働いて毎回似たような話しして
なのに有線で流れてきた失恋曲で
うっかり泣きそうになったんだ。
あらー、まだ全然消化されてなかったか。
時間が解決してくれる事も知ってるのです。
でも、忘れてしまうことのほうが
薄れてしまっていくことのほうが
イヤだなぁと思ってしまいまして。
なんかもったいなくって。
しばらくは亡霊になって彷徨おうと思います。
みんな口を揃えて言います。
「彼は若いからね」
「まだまだ子供だね」
年の差が1番嫌いだったから
君を子供扱いしてあしらわれるの
ぜーんぜん納得できなくて
ここをわたしが認めれば簡単なのに
ここだけ頑固に認めたくなくてな。
レバームースが美味しいお店も
閉店しちゃうんだってさ。
そんな、他愛のない事
仕事の面白かったことむかついた事
教える先の君がいないと
スマホを持つ手も億劫だよ。
たらたらと未練を綴り終えて
空いた穴を少しずつ埋めて
早く成仏できるように頑張ります。
「イワコデジマ イワコデジマ ほん怖 五字切り!」
「皆! 」「祷!」「怖!」「無!」
「弱気退散!」
「喝！」
イワコデジマって逆から読むと
マジデコワイなの可愛いよね。
ホウセンカ
ひとつの恋が終わった。
それだけの事。
それだけの事と言い聞かせる。
15歳差の恋人だった。
少し変わっていたのは
わたしのほうが15歳年上ということ
彼との生活はキラキラでピカピカ
すぐに一緒に暮らし始めて
仕事も休みも全部同じ生活
真っ直ぐな愛情表現
幸せ過ぎて楽し過ぎて
周りからも本当に仲が良いねって
15歳差の異色なカップル
映画とかドラマみたいってよく言われた
映画とかドラマみたいに素敵な日々だったよ
カメラロールには何百枚も2人の写真
就活や色々な理由で
一旦同棲を解消したけど
それでも楽しい日々だった
彼が新しい仕事に就いた後は
また一緒に住む部屋の物件なんか
一生懸命見てたね
「将来、自分で生計を立ててから
結婚して子供が欲しい。
それが何年後になるか分からない」
そこにわたしはきっといないと。
何度も話し合ってきた歳の差問題
その度に支えてくれたのは彼だったから
彼からその言葉を言われてしまったら
もうわたしは何も言えない
そしてお別れした。
そうだよな、
わたしが40歳になった時
彼はまだ25歳なんだもんな
最初はわたしが歳の差問題で
負けそうになって
その度に彼は
「おれは子供が欲しいんじゃなくて
ちーとの子供が欲しいの。
出来なかったら2人で暮らすの。
ちーが居たらそれが幸せなの」
と言ってくれた。
好きだけの時間が終わって
現実を見始めたんだ
他に気になる人が出来たのかも
本当のところは分からない
どんな理由であれ、終わってしまったんだ
それが正解なんだよな
静かに2人泣きながら話し合って終わった
あの日の部屋の換気扇の音が妙に残る
捨てゼリフで
1人じゃ何にも頑張れない
と泣いてしまった
格好悪いな、わたし。
恥ずかしくて惨めだ
最後くらいは良い女でいたかったのに
ひとりで生きていくことは出来る
与えられた幸せをもう貰えないだけ
一緒に行った旅行楽しかったな
たくさん色んな所行った
近所の公園で静かに線香花火も
ニトリから重たい棚を
声掛け合いながら運んだね
一緒に映画もたくさん見た
ハマってた漫画の続きはもう見れない
色んな約束を小指で結んでした
2人で行ってた飲み屋さんも
冬は仕事帰りに銭湯行ったね
そんでコンビニで缶ビール買ってさ
ラーメン屋さん巡りもたくさんした
ことごとくこれから
もっともっとたくさん思い出す
それを知ってるからヒリヒリする
彼の残像がそこら中にある
歩く街並みの景色にもこの部屋にも
彼がもう抱きしめてくれない事が辛い
朝起きて隣に居ないことも
LINEが届かないことも辛い
換気扇の下で一緒にタバコを吸うのも
一緒にゴハン作るのも
何か作ろうとする度に調味料買うから
冷蔵庫のなか調味料でいっぱいだよ
iPad開いたら物件探しのページ
笑い合うことも喧嘩することも
お揃いでいれたタトゥーも
誕生日にくれたペアリングも
ちー！って呼ばれて振り向くと
写真を撮ってくることも
その写真には彼を見つめる幸せそうな自分も
8月の彼の誕生日は隣に居たのに
10月のわたしの誕生日には隣にいない
彼が去った後、
洗面台に並ぶ歯ブラシを見てまた泣いた
涙の理由が終わらない。
友達はわたしの友達だから
今更それ言うの酷過ぎない？
って怒る友達もいたけど
ちひろすごい幸せそうだったもんね！
って。そうなんだよなぁって。
ご飯も食べれないし眠れない
花の名みたいな薬を飲んで
強制的に眠りにつく
お薬の力は偉大だ。
思考を止めて眠らせてくれる
ドラマはバットエンド。
彼にとってはハッピーエンドなのかな
好きだけで走り抜けたときは
どんな壁があっても
乗り越えれるって信じてたんだ
叩き起こされた現実のなかを
生きていかないといけないらしい
ちゃんと悲しいと辛いと向き合って
向き合わないと先へ進めないもんね
がんばり方を探しながら
彼を幸せに出来てたかな
わたしは幸せだったぞ。
わたしでは君の将来を
幸せにする事ができなくてごめん
36歳、全力で恋をしたお話し。
あの子はどこへ
居酒屋で働いている。
お酒があるところドラマあり
週末の忙しい時間帯
席もそろそろ満席だ
コロナコロナと言われても
賑わっている店内
小さい子供ふたり家族連れの
オーダーをとっていた
隣の席でガチャン！という音
居酒屋でグラスを倒したり割ったりは
日常茶飯事なので驚かない
割れてたら面倒臭いなぁと思い、
オーダーをとりながらちらりと見る
…空気が非常に悪いカップル
彼女が彼を睨みつけている
瓶ビールのグラスを彼に向けて
パーンしたのがさっきのガチャンか。
良かったグラス割れてない
お酒の勢いで喧嘩したり
別れ話はじめたりもたまにいるから
穏やかじゃないねぇと思いながら
見て見ぬ振りをする
こぼしたビールの上に
雑に置かれたおしぼりを
彼女が手に取り涙をふいた
汚い…てか臭くないか心配する
冷戦状態が続いていると
彼女はおもむろに靴を履き（座敷席）
リュックを背負った
あー、解決を諦め先に帰るのか
逃走パターンだな…
と、思いながら眺めていると
彼女は一度背負ったリュックを下ろし
振りかぶり彼へ華麗にリュックをぶん投げた。
ほぼ満席の客たちもそこへ視線が集まる
…えー。どしたのー
思わず隣の子連れ家族の
子供が心配になり目をやると
ニヤニヤしながら親の目を盗み
こちらへ口の中の噛んだ食べ物を
あーんと見せてきた。
うん、安心した。
リュックを見事に打ち込んだ
みんなの視線を独占したその彼女は
彼に手を掴まれて棒立ちしている
彼は何も語らない
ただ無言で眉毛をたらして
ただただ彼女の手を握っていた
彼女は先ほどまでの沈黙を破った。
「お前いくつだよ！！！」
（いくつなんだろう…人の年見分けるの苦手だな…）
「なんでわたしを悪者にするんだよ！！」
（悪者にされたの？そこ詳しく…）
「わたしだって普通に生きたかったよ…（号泣）」
（普通…とは！？）
全然話が掴めねえ…
ただ…ごめん
退屈しなくて楽しくなってる
散々怒鳴り散らしたあと
彼女はまたリュックを背負い
靴を履き去っていった
残された彼。
痛いほど視線を浴びている
ふと目が合うと
捨てられた子犬のような顔で
「すいません、お会計で」
と、手でバツ印を作った
何故だろうめちゃくちゃ吹き出しそう。
マスクありがとうと感謝した
口元が見えないマスク、ありがとう。
グラスをパーンしたり
リュック投げつけたり
人目も気にせず怒鳴ったり
それは良くない
良くない事をさせるまでの過程があるのか
ただの短気かは分からない
ただ、その一件があった
数時間後に彼女が店に来た
我々従業員はお互いに目配せをする
ど…どうしたんだ…？
「折り畳み傘の忘れ物ありませんでしたか？」
へ！そこ？そこなの？
リュックぶん投げた拍子に落ちて
彼が持って帰ったんじゃないかな
この2、3時間あなたどこ居たの…
お顔も随分ボロボロで…
聞きたいことは
止めどなく出てきたけれど
「忘れ物はありませんでしたよ」
の一言しか告げられなかった
彼女と彼は今頃どうしているのだろう。
勝手な想像だけど
こういう2人って
結局また寄り添ってそうだな
ギャラリー湧かせるほど
元気な喧嘩できるんだもん
ひとつひとつの恋愛に
何のお手本も無いしな。
またいつか2人で飲み来たら良い。
印象だけで姿はもう忘れた2人だから
来たところで気付けないのだけど
次は楽しいお酒だといいね。
いちねん
…1年…？？
1年も放置されたブログ可哀想…
お久しぶりです
最近地震多いです。
緊急地震速報の音が鳴り響く
だめね。
東日本大震災のときの感覚が
あの孤独と恐怖が戻ってくる
地元の家族や友達と全く連絡つかない不安
テレビから流れる絶望的な映像
次々と来る悲しすぎる知らせ
手が震えてスマホが持てなかったのも
膝から崩れ落ちたのも初めてだった
血の気が一気に引いて寝込んだのも
あの時のあの感覚が警報音で蘇る
でも通知を切りたいわけじゃないし
誰かに共感してもらいたいわけでもない
ただ、思い出してしまう
そんで地元の仲間たちからの
「残された者は生きなきゃ」
の言葉でまた強くなる。強くなる
最近はもう世界終わるの？
どうしたらいいの？な、毎日
アーカイブで去年の5月みちゃってさ
スリマはプラKでワンマンで
ソールドアウトして最高のライブ
打ち上げも飲み過ぎちゃってさ
まさしとさちこの誕生会
大スクリーンでマリカーやって
伊豆大島に旅行
初めて1人で船乗ったときかな
島の魅力にハマって6月も行ったな
映画にも行ってた
色んなとこ飲み行ってた
5月の真夏日にみんなで千葉行って
BBQして海行って花火して
めちゃくちゃ気持ち良かった
遠征で仙台にも行ってた
仙台の天一すきなんだよなぁ…
1年前の5月だった。
今、これの全部出来ない
我慢しなきゃいけないの分かってる
今まで出来た当たり前が消えて
しんどくなるときもある
窮屈だなとか色々思うこともある
おうち時間楽しもう！にも限界はある
ここ乗り越えて日常に戻るその日
嬉しくってみんなで泣いちゃうかもね
ライブハウスが音震わせて
飲み屋さんも賑わって
映画館も美術館もやっててさ
洋服屋さんで試着して買い物したり
旅行にも行ってさ
みんなに会って話が出来てさ
当たり前だった事が戻ってきたら
それがどんな大事だったか実感してさ
泣いちゃうな。わたし泣くね、これ
みんなで泣いて喜べる時が来るまで
ぐっと我慢しよっか
不安定な気持ちになったり
人間性が見え隠れして疲れたり
波は出てきてしまうけど
がんばろっかがんばるよ
なーんて頑張れっかバーカ！
て、なりそうなの超我慢してる
つまった事
わたしは人見知りが激しいというか
会話の切り口を作れないのと
振られた会話を持続させるという能力が
ずいぶんと足りない気がする
会話も文章よりかは単語
30過ぎて人見知りって
それはただのワガママだ、
と、誰かに言われた記憶はある
誰に言われたんだっけ
バンド関係でもバイト関係でもない
飲み屋で隣に座ったサラリーマンに
言われたような気がする残像的に
でもさぁー
貼り付けた笑顔で話してくる奴嫌いだし
天気の話をされると
ああ、この人はわたしと話す事無いんだ
って全力で察してしまうし
話すことないのに
頑張って話そうとするその謎の仕来りを
やめたらみんなもっと楽なのにな
普通について考えた
この間、スリマのかざまさんが
お悩みツイキャスやってたのね
スリマってのは3markets[ ]ってバンド
かざまさんってのはそのバンドの
ギターボーカル
わたしは時々そのバンドの
スタッフとして手伝ってる人
お悩みツイキャスってのは
見てる人がお悩みをコメントして
それをかざまさんが解決？してくやつ
んで、ツイキャスあんま見ないのだけど
たまたまツイッターひらいたら
やってたからチラリ見にいったの
そんでお悩みコメント見てたら
自分に自信がないとか
自分が好きになれないとか
みんなみたいに普通になりたいとか
そういうのが結構あった。気がする
きっとコメントしてる子らは若い
大丈夫！大人になっても全然変わらん！
ほんとにビックリするほど変わりません
自分の考え方を変えないと
過去に、めちゃくちゃに好きな人に
言われた言葉をわたしは今も大切にしていて
「どんなに環境や生活や友達や恋人を
変えても自分が変わらなかったら
何も変わらないよ」
目から鱗。ありきたりだけど
ほんとにこれなんだ
そして普通になりたい。について考える
わたしも思ったことたくさんある
普通の生活、普通の幸せ、普通の普通の
普通ってなにものだ。
これはどんな事をしたら自分にとって
どんな生活をしたら普通なのかって事を
具体的にものすごく現実的に。
普通の基準は全然違う
人によって
朝起きて外に出ること
仕事に行くこと
恋をすること
結婚して子供産んで家庭をもつこと
やりたい事があるということ
痩せてモデル体型になること
友達がいること
今日を生きること
それぞれさまざま
どこを普通のゴールにするか
わたしは前に仕事のストレスで
電車に乗れなくなった時期があって。
電車乗ってドア閉まると
心臓バクバクして血の気引いて
変な汗でてきて立ってられなくて涙出て
ひと区間ごとに降りて深呼吸して。
何でみんなが乗ってる電車に
何で乗ることも出来ないんだろうって
「こんな事も出来ない自分」に
ひどく自己嫌悪で気持ち悪くて。
だから仕事を変えて
徒歩で通勤できる仕事だけを選んで
少しずつ電車に乗れるようになった
特快とかは未だに苦手。各駅大好きゴール！
だから仕事を変えて。ってこれもまた
簡単な事ではないのだけど
嫌なら辞めて新しい生活をしたほうが
自分が呼吸しやすいなと思ったの
ここでも逃げてるんじゃないか…
の壁にぶち当たるぶっ飛ばされる勢いで。
次の仕事が決まるまでの
自分は社会に適応していないんじゃないか
いらない人間なんじゃないかという
地獄のどろどろもあった。
緑色の髪の毛でハローワーク行ったら
仕事探す気ありますかとか言われて
泣き帰ったこともあった。
吐くほどぶち当たりぶっ飛ばされる
けど、乗り越えたから今があって
宝クジってあるじゃないですか
わたしも買うしロトとかやるの
だって夢あるし買わなきゃ当たらないし…
そんでバイト先の人だったかな…
宝クジに当たる人は
「当たったお金で何をしたいか
具体的に使い道がある人なんだって」
と言ってきた多分テレビとかの受け売り
んで、わたしはなるほど。と思い
具体的に考えた
そんでまず引っ越しだ！と思い
物件を見始め更には不動産屋へ行き
間取りとか家賃とか相談して
なんなら内見までしに行って
意気揚々とこれで当たるぜ！と思った
まったくもって当たらない
ただひたすら不動産屋から電話がきます。
具体的行動に起こすことの悪い見本です。
何の話だ。
普通っていうものの答えはないから
自分で作りましょうって。
これが出来たらわたしは普通！やったぜ！
みたいな目標を小さく。
掌に収まるサイズで。
内側の真っ黒なところ
それを外側から見えないよに
フィルターかけてる
「みんなみたいになりたい」の
みんなもみんなみたいになりたいって
思ってると思うと思う…思う思う
わたしもみんなみたいになりたい
常日頃、劣等感に苛まれる
あの子みたいに社交的になれたら
あの子みたいに弱音吐けたら
あの子みたいに可愛かったら
あの子みたいに強かったら
あの子みたいに…の繰り返し
隣の芝生は青いって最初に言った人天才か…
満たされてないんだ
みんな違ってみんないいそれが素敵だ
それが個性ってやつなんじゃないかと思うと
少し気持ちが楽になる
自分は自分にしかなれないから
他人に憧れるのは普通のこと。
普通だ、ゴール。
